■自作ANTの改造(10MHz帯を追加)

●無銭家の限られたアンテナ菜園?(プランターは瓦屋根)で、10MHz帯にもQRVしたくなった!流行りのJT65やFT8にQRVしたところ・・・貧弱なANTでもそこそこDX(海外)QSOが出来ることにハマッテてしまった!以下はその追加作戦と完成記録です

当初は、7MHzと14MHzのデユアルバンドエレメントに10MHzのトラップコイルを追加挿入するつもりでしたが、面倒になりふと既存のアンテナ特性を眺めていると3.5MHzの短縮ANTが、17.4MHz当たりで共振していることに着目、これを18MHzで再調整し、6バンドマルチエレメントIV-DPLの24MHzと18MHzエレメントの18MHzを10MHzへ交換・再調整するのが合理的と考え、早速実行しました(結果として新に追加されるエレメントは一つもなく10MHz帯の機能が造設されました hi!)

 

●完成したアンテナ菜園?(プランターは瓦屋根?)の写真です、新たに10MHzが追加されています、改造以前と見た目は、ほとんど変化ありませんね hi! なおデイスコーンは既製品、QFHは自作NOAA受信専用です

1_ANT全景FQ記載_20180330.jpg

 

1.6Bandマルチエレメントアンテナ改造(18MHzエレメントを10MHzエレメントに交換)、24/18MHzデユアルバンドエレメントの外側を撤去し約3.85mの10MHz用エレメントに交換し調整(約587mm切断した)10MHzはOKとなった。しかしこれで済まないのがマルチバンドの難しさ! 他のバンドが軒並み数十Hz単位でVSWRの最低値周波数が低い方へズレてしまった、また何故か14MHzのみズレ方向が逆で高い方へ、加えてVSWR値も若干悪く(概ね+0.1~0.3)なっている。

再調整をしなければならくなったのが(使用バンド内のズレではあるが最も大きな影響を受けた)、7/14MHzのデユアルバンドエレメントでした。14MHz側は、エレメントを伸ばし7MHz側は短く切断すること数回、なんとかメイン周波数でVSWR1.5以下、バンド内でもVSWR2以下に追い込んだ。(あえて焦って短時間の深追いはしないように努める、いい結果がでない場合が多い)

また今回、気になっていた古い同軸ケーブル5D2Vを比較的新しい?8DFBに(昔 デジタル系衛星通信に使用)交換した、デジタル通信上たとえコンマ数dbでも受信信号の減衰を抑えたかった・・・結果、アンテナ直下約2m付近で測定したVSWR値に近い値が、シャック内で測定した値とほぼ同じになった(比較すると古い5D2Vでは、VSWRが何故か低い値で表示されていた)なお受信信号レベルの比較はちょっと困難? 以下にマルチエレメントアンテナ測定結果を示す(Sark100にて測定、WX晴れ)

2_マルチバンド18to10MHz改造後.jpg

7_10_14.jpg

21_24_28.jpg

 

2.3.5MHz短縮アンテナに18MHzを追加、デユアルバンド化改造、片側約8mのエレメント中央にローデイングコイルが有るので、その内側エレメントを約100mm短(計算では139mmなのだが)くし、その分をコイル外側に追加した。しかしこのまま上手く行くほど甘くはなく、3.5MHz側のVSWR最低周波数が30kHz位下がってしまった、結局外側を数十ミリカットして3.550MHzに、すると今度は18MHz帯側も影響を受け、VSWRの最も低い周波数が15Hzほど下がってしまう・・・しかし幸いなことに18MHz帯はVSWRの低い帯域が広いのでまったく問題なく、これで完了とした。(アバウトの方が総合的にラッキーな結果となることが多い)以下に測定結果を示す(Sark100にて測定、WX晴れ)

 

80m_17m追加調整.jpg

35_18.jpgこれで、3.5 / 7 / 10 / 14 / 18 / 21 / 24 / 28 MHz にQRVできるようになりました、なお今回の改造費用はゼロ円(全て手持ちのジャンク部品)です。また3.5及び28MHzを除きデジタルモード周波数寄りに設定したつもりです。TS440に付属しているATUを使用すれば、全バンド(フォーンも)QRV出来そうです。

マルチバンドのアンテナは、デジタルモード運用の際、CATコンロトールを利用するとバンドQSYがマウスクリック一つでいとも簡単(RigやANTコネクタに一切触れる必要がない!)にできるのでとても気に入っています ♪

こんなアンテナで、7MHzや14MHzでCQ出して(5W~80W位)時々応答がある(国内・DX 最長18,000Km南米チリからも)のだからデジタルモード(JT65,FT8など)は魅力的ですね hi

以上 2018/04/02

気まぐれでくのぼう