■14MHz同軸トラップCoilの製作

 今年(2018年)の夏、大きな台風が二個通過したあたりから、6Band逆Vダイポールのうち7・14MHzデユアルバンドエレメントの14MHzのみSWRが急激に悪化(2.6以上に!) 見た目何の変化もなく、そう複雑な構造のアンテナではないので原因はトラップコイル(自作)だろうと想定し、早速交換することにしました。

同じタイプのトラップCoilでは面白くないので、もっと簡単に安く出来る同軸のみで構成したものを製作しました。(参考サイトは、複数ありましたが、特にJN2QCV OMのページが参考になりました TNX OM!)

●準備した材料

5D2V同軸ケーブル(シャックに転がっていた一度使用して回収保管した年代物?)・M3ビス・ナット・木端・使い古し塗料・スミチューブ・束線バンド・自己融着テープ・キチン用防水シリコン接着剤など

(今回、製作に当たって新規に購入したのは、M3のビスとナット・木端・キチン用防水シリコン接着剤のみ)

●製作開始

STEP1: VE6YP Tony OM の同軸トラップ設計ソフト(CoaxTrap)を使って、入力値定数はJN2QCV OMのサイトを参照して同軸5D2Vを使用した値を算出。

STEP2: 当初Coilボビンに100均の綿棒ケース(直径7.5cm)を使う予定で巻いたのですが、5D2Vのツッパリは相当有り、力任せに巻いた後、束線バンドで束ねるとボビンなしで十分形状が保てることが判明、ボビンは巻いたあと外して形状維持加工(ボビンなしの方が加工しやすい)することにしました。

STEP3: 計算結果より長めに同軸をむいて、FETデイップメータで計測、共振周波数を徐々に目的の14MHzへ近づけるため、繰り返しむいては計測を行う・・・一応周波数カウンターが13.99MHz(偶々)を示したところで仕上げました。(14MHzの数値を見たくなりますがこれ以上進めると小生の場合、必ずアット言うまに目的周波数を通過して ♪~また振り出しに~♪ ですhi!・・・) Coilの固定は、木端を塗装して使いました、同軸を束ねるのは自己融着テープで巻いた後、その上を束線バンドで絞めました、多分束線バンドは2年くらい経過すると切れてしまうと思われます。

ボビンに電線でコイルを巻き、さらに同軸コンデンサーなりを接続・調整した前回の旧トラップCoilに比べると製作過程がかなり楽、時間も短くでき・部品点数も少ない・見た目もすっきりでVYFB!です。(下写真参照)

● 設置作業

不具合発生コイルを外し、新作の同軸トラップCoilと交換、14MHzのエレメント長はとんど変わらず、7MHz側は、概ね30cmほどカットしてSWR1.5以下(設計値とは異なるが14MHz帯は、FT8の周波数14.074近くで落ちれば良い)に入ったところでOKとした。

●製作過程 記録

同軸トラップCoil_14MHz作成3枚.jpg●設置(新旧トラップCoil)~SWR測定値

同軸トラップCoil14_7MHz_ANT_SWR他.jpg短時間で、製作し交換復旧できましたが、設置環境はけっこう過酷で、真冬はマイナス8度で降雪もそこそこありまた夏は37度にもなります。どのくらい持つのか???の無銭家なのでありました。hi!

なお 6Band中、14MHzのSWR値が今一つ思わしくないのは、トラップCoilに関わらずおそらく24.5・10MHzのエレメントのうち10MHz側の影響と考えています。

以上

by 気まぐれでくのぼう