HAM Radio

概ね17年ぶりに、QRVを試みるも、満足に無線機が働かない!

以下は、あまり費用をかけずに、とりあえずQRVできるようになるまでの修復についての記録です。

 

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■ ■ ■  FT-736  ■ ■ ■

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 VFOまわすも、でたらめな周波数が表示され・・・チャンネルつまみを回しても意味不明の飛び飛び周波数が・・・ 17年ぶりの動作確認。サイト検索にて同じ現象の修理事例を調べ、だめもとにて、修復を試みることにしました。

VFO用エンコーダーの修復

 エンコーダー円盤の検出部分、発行ダードが実装されている位置を微妙に調整すると上手く検出カウントできる可能性がある旨です。このことを信じて半信半疑ながら、エンコーダケース上部の基板ねじを外し同基板を慎重に上下左右斜めにずらしては、VFOつまみを回すこと三日、ある位置で安定してVFO周波数がカウントする位置を発見、しかしVFOつまみを右に回すと周波数が下がり、左回転で周波数が上がる、つまり動きが真逆であることにきずく(正しくは、右回転で周波数が上がり左回転で下がる)。やっぱりダメか・・・と思ったが、日を改めてまた位置を探っていくと、正しい回転方向で機能する位置が発見出来た、しかしながらその位置は、発行ダイオードが実装されている基板をまともにケースにねじ固定できる位置からは、だいぶずれていました。一瞬とまどったがだめもとで、ねじ止めをあきらめ、瞬間接着剤で強引に固定することで解決、その後三ヶ月経過するが安定して機能しています。強引だが結果的に使えるため、修復できたことにする。(メーカーサイドでは、すでに部品在庫は無い旨です、ただ修復を専門にしている業者では代用品が有るように見受けましたが?です・・・)

チャンネルつまみの修復

 VFOとは、構造がことなるエンコーダーです。調べると分解洗浄で生き返る場合がある旨です。失敗(まったく使用できなくなる)した場合を承知の上で早速取り外し、慎重に分解します(ワクワクする!)この手の分解は中からなにが飛び出てくるか???なので・・・細かい構成部品を絶対なくさない見逃さないのが重要です!(ひとつしかないから・・・)案の定、鉄製の直径1mmくらいの球が飛び出てきた!しっかり回収しておく。ここからは接触部分を慎重にアルコールで洗浄しよく乾燥、さらに例の鉛筆の粉を綿棒を経由して均一になるよう接触面に塗布します。ここで、組立て前に接触バネが二つあるので、接触テンション(圧力)を保つ様、さらに微妙に曲げてから(接触位置に注意)組立します。このテンションが弱いと接圧が弱く、接触面を洗浄した効果が発揮されません。(曲げ具合は、いわゆる勘です!)いい加減ですみません!やってダメなら、再びあけて調整します、たぶん2回のやり直しならケース曲げ部分の金属が持つでしょう。小生は二回目の調整で上手く行きました。ごく稀に2CH飛びが発生することがありますが、十分普通にオペレーションでき不都合は感じません。分解洗浄・鉛筆芯粉塗布・組立の写真を下に載せます。

FT736_CHエンコーダー.jpg

パネルとボタン周りにあるスポンジが粉々に・・・

 概ね上手く機能するようになったので、ボタンやつまみパネルを洗浄し、組み立てします。しかし分解時に、ボタンを保護固定しているスポンジが劣化して粉々になってしまいました。このスポンジが無いとボタンがパコパコしてなにやら安っぽい無線機感覚になります。当時はかなり高級機でしたから・・・(じつはICOMのIC-371を分解したことが有るのですが、このボタンの構造はしっかり出来ていてスポンジ補助は不要な構造でした)、でそのスポンジですが、たまたま持っていた冬場に活躍するスキマテープの切れ端を使うと上手く補強できました。 下に写真を載せておきます。

FT736スキマテープ.jpg

修復が完成した姿です。やはり売って処分するつもりが、惜しくなってまた復活です。結局HAMを止めるつもりが・・・CQなんて、がなっている有様です、だからいくつになっても「でくのぼう」 です。  Xの顔色をみながら・・・

FT736.jpg

とりあえず完了!

 

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■ ■ ■  TS-830S  ■ ■ ■

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 概ね17年間、ほとんど火を入れた覚えがない、ほこりが積もっています。ボリュームはガリだらけ、バンドスイッチを切り替えでも???、ALCは全く振れず、幸いにもパワーは出ていますが・・・アイドル時のプレート電流が132mAも流れてる、とりあえず筐体の掃除を行いました。

バンドスイッチの修復もどき

 とても、基板から外す気力は残っていませんので、ほこりを慎重に払い、綿棒にアルコール(近くの教材屋さんから実験ランプ用を一瓶入手)を塗布してスイッチを回しながら接触面を洗浄してみました。かなりの枚数が有りますので丁寧に覗きこんでは洗浄を繰り返しました。結果、徐々にバンドが切り替わるようになりました。 「カチ・カチ・カチ しーーん」 が、「カチ・カチ・カチ ざーー」になりました。中には、後戻り一回程度必要なバンドが残りましたが・・・とりあえず実用の域です。

結局、数ヶ月後どーも気になるので、近くのホームセンターで接点復活剤(KURE-CRCコンタクトスプレー)を購入してスプレーしたところ全バンド完全に復活、その威力にビックリです。

ボリュームのガリ

 これも、外す勇気は無い(昔は、FT401SのVRを外し分解、接触面に鉛筆の芯粉塗布で完全復活した記憶がよみがえる・・・)ので、ひたすらくるくる回してしたら、そのうちガリガリ音が徐々になくなり心地よく音量が上下するようになった。

変調できない(ALCがまったく振れない)

 大声で、マイクから「本日は晴天なり~~」なんて(昔やった無線局落成検査を思いだす・・・)やってもまったく振れない、そこで [PROC] プッシュSWをぐりぐりしながら送信していると、突然ALCメータがピクンって!(外部パワー計も)。そこで二度と使えなくなるかもしれないと腹をきめて、 [PROC] プッシュSWを取り外し、分解洗浄してみました。下の写真です、接触面が真っ黒でしたが、アルコール洗浄後真鍮色になりました。おまけとして例の鉛筆芯の粉で綿棒を使って接触面へ塗布してあります。

TS830S_SW.jpg

慎重に組立て後、テスターで導通チェックし再び半田付け(一部リード線が短いので延長加工)で・・・その結果、接触不良は解消し、ALCメーターも振るようになりました。

各部の再調整

 取り扱い説明書を見ながら、小生でも出来そうなところ(測定器具が無い)送信回路アイドル時のプレート電流(100W機で60mA)、Sメーターゼロ調整、受信部の調整(内蔵マーカーのONは、MIC-VRを0でCAL ONです)を行いました、受信部はバンドによっては以前よりSメーターで一目盛半くらい感度UPしたかと思います、再調整の中で大きなズレは感じませんでした。これでローカルOMとラグチューが出来るようになりましたのでパネルやつまみを洗浄し、VFOダイヤルのメモリ合わせなど行いました。 下図(本当は、売り払う予定でしたが・・・ 惜しくなり手元で余生を送っています、もう今のHFオールモード機は買えませんので・・・)

TS830S.jpg

以上とりあえず、使えるようになりました!

 

先日、接点復活剤(スプレー缶)をホームセンターで買ってきて、各SW内部に付けようと思い、再びTS830のパネルを外し作業を開始、このとき悲劇が起きました。

◎やっちまった件

LOADつまみを抜く際に、同シャフトに有るユニバーサルカップリングに引っ張り力が作用し、中央からちぎれてしまいました、結果つまみと一緒にシャフトが・・・途中までお出ましに!?(ユニバーサルカップリングの老朽化と思われる)

たぶん同じものが、バンド切り替えSWの奥の院(ファイナルBOX内)にも有るかと・・・こちらは、幸いまだ無事の模様。

●応急措置

ちぎれたのは、中央部分で、各シャフト固定部分はしっかりしています。なのでちぎれた部分に一応瞬間接着剤を塗布(接着面は非常に薄い部分になる)たぶん持たないので、ビニールテープで双方固定部分もろともぐるぐる巻きに!(下の写真赤丸印)

TS830カップリング修理.jpg

ユニバーサルカップリングに負荷のかからぬ様、静かにLOADつまみを挿入するとなんともなかったように、奥まで素直に回転、十分使用できる状態になりました。

その後、ファイナルチューニングし7MHz帯でテストをかねてラグチュー(テストにならないか?)、まあその後、数回同調とるもLOADつまみの動作は正常でした。

●恒久対策

サイト検索にて調べると、せんごくネット通販で、6パイ6パイの物が代用品として使えるらしい記述を発見、しかし残念ながら同仕様品は欠品中。(2015/09/18現在)でした。再入荷するのか?ですがしばらく様子を見たいと思っています。

また、上記以外では、アールエスコンポーネンツ株式会社の通販サイトよりフレキシブルカップリングと言う名前で、RS品番 750-6732 メーカー/ブランド名 Omron メーカー 型番 E69-C06Bが使えそうな気がしますが?です、せんごくネット通販の概ね倍の価格でした。(こちらは在庫ありそうな・・・)

2015/10/9、小生のジャンクBOX整理中に使えそうなカップリングを発見、たぶんメーカー修理に出したとき交換済みとして返却された物と思われる、一部にヒビが入っているが十分使えそうなのでこれに交換した(下写真)、バンド切り替え部には、強度的にムリと思われるが、LOAD用バリコンなら十分に使える。

カップリング交換完了.jpg

なお、せんごくネット通販では、なかなか「6パイ6パイ」が補充されない様子なので「6パイ5パイ品」を購入しておくことにしました(下写真 700円也)、これはバンド切替部交換用に保管して置きます。(バンド切替部が破損すると致命的ですので・・・)

代用品購入.jpg

 

 

VFOの周波数が、じわ~と、下がってしまう対策(シルバー銘板品) 2017/06/9

数分から十数分間隔で100Hz ⇒ 200Hz ⇒ 300Hz ⇒ ・・・・・ジワジワ下がって行きます。同じような現象の対策が、サイトに発表されていましたので、それらを参考にやってみました。(DDS化も検討しましたが、費用と技術力が乏しく、即 却下 Hi)

●取替た部品(回路図から) 費用 概ね400円程度(送料・手数料は別) 注:TC1を16pFにしたのは、単純に6pFを探しても売ってる所が見つからなかったから)

C9(120pF赤+150pF赤 ⇒ 220pFオレンジ+45pF黄) 手持ちジャンク箱から

C13(22pF赤 ⇒ 22pF黄) 調達先 サトー電気

C14(10pF黒 ⇒ 2pF黒+2pF黒) 手持ちジャンク箱から

TC1(6pF ⇒ 16pF) トリマーコンデンサー(トロンサー製)1.9pF~16pF 300V 調達先 秋月電子

TC2(20pF) セラミックトリマコンデンサ(ムラタ製) 調達先 秋月電子

●調整(一応英文サービスマニュアルを参考に・・・正直よく理解できません!)

TC2の調整(測定)⇒挑戦(手持ちのFCZ RFプローブとマルチメータ)するもNG、まったく測定出来ず諦めた。後日、もう一度、RF増幅付きプローブを作って測定に挑戦、マルチメータの測定レンジを変えたら何やら数値が変化するのが確認できたので、0.200V近くに調整して終わりとしました。(取りあえずTS-830の周波数表示は、代わりなく安定動作しています)正解に近い値が出てればいいな???です・・・

発信周波数範囲の調整⇒周波数カウンター(ふた昔前の秋月電子キット)で、VFOダイヤル50⇒5550.00Hz L3を調整、VFOダイヤル450⇒5950.00Hz TC1を調整 この時 C14も増減(10pF⇒6pF⇒2pF⇒4pF)して合わせた。実際のところ、小生の老体周波数カウンターの値も怪しく、TS830Sのパネルカウンターを見て調整したような感じ・・・(正直のところ50Hz位の誤差が・・・どっちが正解?)、この時、細心の注意をはらったのはL3のコアネジを破壊しないこと!(専用のドライバーなんて勿論持ってない)、大昔プリアンプを自作した時、つい力が入って、コアが奥に入って戻らなくなってしまった。今回L3コイルを壊したら入手はムリと思われる!・・・(写真は、部品交換取付直後、調整前)

VFO_部品変更.jpg

●結果はFB!

電源入れて、8分後、100Hz代が、一桁下がったり上がったりを繰り返すこと数分・・・、30分後は、結局最初セットした値で安定、以後1時間たっても(途中送信も実施)、まったく表示周波数変わらず。いいんじゃないですか?、フォーンでQSOするには必要にして十分な値と思います。ただ、今は梅雨入り前の温暖な時期ですから、真冬(室内でも0度くらいになることあり)どうなるか???です。

今んとこ、大変FBです、そこでTS830のカウンタ基準周波数の較正を標準電波を使ってやってみました。

10.00MHz を聞くと・・・(昔聞いたあのYLの声JJYはすでに停波)、標準電波らしき信号は受信できたので、S9位振れる時間帯を調べ、その時間にTS830のマーカーをONにし、調整用トリマーを注意深く左右に回して行く、(遥か昔、小学生の理科で聞いたあのオンサ?のうなりや近くのお寺て衝いた鐘のうなり音を思いだす)僅かなうなりを感じることが出来たので、二つのうなりの中央、音が一つになるところにトリマーを合わせてみた、たぶんこんなもんでイイハズ(自信ないけど・・・)調整中に聞こえたきたCWが、ー・・・ ・--・ -- ここで初めて中国からの電波だと分かったしだい、あとからハムノート(某有名雑誌付録)を見て確認できた。さてこれで周波数が本当に合ったか、TS440Sでそれなりに確認すると、体感的(SSBを聞きやすい位置に双方のダイヤルを合わせて比べる)にはぴったりの周波数を示すようになりました。いい加減ですがなにもアクションしないよりましかと・・・

 

 

次の課題が・・・?、TS830Sの場合、ファイナルのプレート電圧って800Vが正常と思いますが、モードUSB(又はLSB)で見ると950V強位を示していますがこれって正常でしょうか?取説には1KV以上かけると早く伸びる旨注意書きが・・・別サイトではそもそも6146Bは、750V迄の仕様らしい旨???

 

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■ ■ ■ SWR計 TRIO PF-810の修理 ■ ■ ■

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いつの日からか・・・SWR値がどのアンテナでも概ね1.2を示す状態に・・・

別のSWR計を入手するまで気がつかなかった(お粗末)、反射波電力はほんのわずかですが触れていますし・・・(注:下の写真は、修理完了後の姿)

PF-810.jpg

この測定器(TRIO PF-810)は、遠い昔100Wの落成検査用に購入したものでメータが大きく今の小生にとっては大変見やすく、きわめて重宝しています。
このまま廃却するのは惜しくて、たぶんイカレテいるのは検波に使っているダイオードあたりだろうと見当をつけて、軽い気持ち♪で修理することにしました。 しかし・・・
ケースを開けてみたら、なんと検出部(方向性結合器と呼ぶらしい)がアルミダイキャストと鉄板でガッチガッチにガードいやシールドしてあり、「分解できるならやってみ!」 的な しろものでした、さらに回路図らしきものは取説に記載されていましたが何故かこの部分のみ電子部品の定数がまったく記載されていません。心が折れそうに・・・
 
だめもとで「方向性結合器」を強引に分解! 使った工具は、金鋸とバール!
どうしたものか、眺めることしばし、ケースの材質はアルミ(柔らかい)のようで、肉厚も2ミリ弱くらいなので、内部ベース基板の少し上を予測して、4辺に金鋸で切り込みを入れ、(基板を固定するタップビスが四角内側に有りますがこれは切らずにそのまま残す)バールを使って切れ込みの隙間から予測した基板側の枠方向へこじってみたところ、アルミ枠部分が上手く二つに割れ、同軸コネクター配線の芯線(細いすずめっき線らしい)は、コネクタ側の半田部分で上手く引きちぎれ(予め隙間から切れるとFB)、蓋の鉄板が外れました、どうやら基板と同軸コネクターは無事の模様(ヤレヤレ)・・・
方向性結合器.jpg
追記、基板が収まる側(膨らんでいる部分)の隅に切り込みを入れると外枠が外れやすいかもしれませんが・・・再組立時には切り込み部分に隙間ができるだろうな・・・
小生は力まかせにバールを突っ込んで割る感じにしました、 やってみたい方の幸運を祈るHi!(小生は一切、責任をとりません)
方結_分解2.jpg
 
故障予測したダイオードを調べる
SWR値が正しく表示されない(電力測定は正常値)ので、回路図から反射電力を検出する側のダイオードを見つけ、テスターで極性を変えなから導通を見たところ、反射側は極性をかえても電流が流れてしまう、一方機能している進行波側は逆極性ではまったく電流は流れない、予測とおり、反射側の検波ダイオードがイカレテいると判断しました。
方結基板.jpg
 
故障ダイオードの定格・仕様が解らない
ダイオードをよくみると、JRCの印刷が見えるので、インターネットで、画像検索してみたところ、運よく同様のカラー鉢巻の画像を見つけることができました。JRCの1S1926 UHF用ショットキーバリアーダイオードと思われました、若松通称にて157円/1個で購入できました。(回路図に記載無い以上本当にこれで良いかは、まったく分かりません、念のため・・・)
 
仮組立後、ダイオードを交換し動作テストを実施
仮組立の際、一部加工が必要です、アルミケースの切断ぶん短くなったケース奥行に合わせて基板中央にあるシールド板を1.5mmほど切断し低くしておきます、次に同軸コネクターに新しい芯線を半田付し、基板に通してアルミケースに元のタップビスx4(しっかり固定するには若干奥まで回すことになります)にて取り付けします。
方向性結合器の配線を仮接続しSWRを測定したところ、他の正常なSWR計で測定した値(比較サンプル値 約1.75)とほぼ同じ値を指すようになりました、修理は成功したようです。
Di交換再組立.jpg
 
組立仕上・修理完了
修理の終わった方向性結合器は、アルミケースが切断された状態を合わせて組立してあるので、この切断部分をアルミ箔テープで覆うことにしました。わずかしかテープを使わないので、キッチンにあったアルミホイルに両面テープを張って利用しています。効果のほどは???ですHi!
再組立テーピング.jpg
メータが大きなHAM用SWR計は、少ないように思います。PF-810は大きな表示メータで二つのアンテナ切り替え機能も付いており大変気に入っています、これでまたしばらく使えそうです。(取説上の特性はともかく・・・)
以上
2016/06/02 気まぐれでくのぼう
 
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■ ■ ■ RFI 対策 ■ ■ ■

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 7MHzから、一通り調べる、出力50Wを超えるころから怪しくなってきて、7と14MHzでYahoo_ADSLモデムのリンクが切れ、一階'の液晶TVと二階のブラウン管TV(地デジコンバータ使用)に I が出ることが判明した。幸い 21MHz以上は、フルパワー(100W)でも問題ないようだ。  自宅よりお隣近所が怖いので、RFI対策を始めることにする

HF帯 7MHz・14MHz で、自宅にTVI ・ テレフォンI (アナログ回線)・SP回り込み(主にハム) が、空中線電力50Wを超えるあたりから発生していました。このままでは、同バンドにQRVできないため、対策を行うことにしました。以下は自宅を基準にして完全押さえ込み完了までの記録です。

(なお、これらを参考にして発生したいかなる不具合について、当ページ作者は、一切の責任を負いません、自己責任にて処理下さい。)

 

●対策効果のあった概要(下図↓)

 この対策以後、100W運用時、自宅ではTVI・テレフォンI とも発生していません。

HF RFI対策概要図.jpg

●主な対策のみ列挙 その1~5(増えないことを祈りつつ)まで

その1:コモンモードチョーク3コアの自作と挿入

 使用部品は、十数年前に集めたブラウン管テレビのフライバックトランスに使われたコアと手元にあった1.5D2Vの同軸ケーブルなど、全てジャンク箱に有るものを活用し収納ケースは百均で購入した電子レンジ対応のタッパー(発生熱を考慮)で作りました。お手本は、(有)大進無線さんのサイト参考にしています。

耐電力(100W送信)が心配でしたが、今のところ発熱するようなこともなく運用しています。この対策のみで、14MHz帯のTVIは顕著な効果が現れましたが完全に消滅することはなく、ADSLモデムのリンク切れは改善されませんでした。

完成写真↓

自作コモンモードチョーク.jpg

 

その2:余分な給電用同軸ケーブルの撤去

 シャック内部に、ANTから給電してきた余分な同軸ケーブルを巻いて保管していたのを思い切って切断排除しました。

排除した同軸ケーブル↓

切断排除_余分な同軸.jpg

 

その3:アース・商用電源引き回し・挿入コアまき直し

 以前から(~17年前)、銅板およびアース設置工事は行ってあり、商用電源用ラインフィルター(自作)は継続使用していたが、HF送信装置及びADSL_MODEMを主として、整理見直しを実施した。

1)電源ラインとアースラインに挿入していたコモンモードフィルターもどき(自作)をW1JR巻きへ巻き直し。

2)給電は、自作電源フィルターを通して接続した。ADSL_MODEMでは明らかに通信速度の向上(約70Kbps程度UP)がみられた。

 

その4:手持ちのパッチンコアを同軸ケーブル及び電話ケーブルへ挿入

 とにかくありったけ(少ないが・・・)のフェライトコアを集めて、挿入した。

電話ケーブルとLANケーブルへ↓

電話ケーブル.jpg

HFアンテナ接続側同軸ケーブル(右側)↓

10個くらい欲しいのですが・・・3個です。(2015/9 CQ誌アンテナ周辺機器活用術は大変参考になります P47~49参照)

通過型電力計周り.jpg

 

その5:自作コモンモードチョークをもうひとつ追加挿入

 さらに、コモンモードチョークをもうひとつ作る!、すでにフライバックトランスのコアは全て使い果たしたのですが・・・ ブラウン管の背中にしょっている電子ビーム用の偏向コイルのコアがジャンクボックスに一対有る、かなりデカイが!? これに5D2Vを巻けるだけまいて(W1JR巻き)、けっこう同軸がつっぱるが格闘することしばし・・・

そしてなんとか出来上がったのが、その4の左側についているものです。

 

最後に、突っ張る同軸でフィルタが移動しないよう全体を固定・整線する

コモンモードチョーク3コア.jpg

 

●ためしに14MHzで、キャリアつまみを概ね60%注入してファイナルのチューニングをとり、以前TVIが出ていたブラウン管+地デシコンバータテレビを覗くと、まったくTVIが無い!

XYLを呼んできて、SSBで試験電波を発射、「え~ほんじつは晴天なり~」・・・数回実施するも。。。なんともないよ?! とのこと

それでは、と・・・

7MHzで試験電波を発射、さらに、キャリアつまみを右に回しきる100%注入、フルパワーチューニング電力計は概ね100Wを示す。SWRはRFI対策前と変わらない値。

あれ! シャック内にあるADSL_MODEM のリンクLEDがまったく落ちない、これはいけるかも・・・

かくして家中のテレビを確認するも、まったくTVIは無く、インターネットのリンクスピードの低下も見られなかった。またシャック内にあるPC用外部スピーカーに終段チューニング時には、ハムが入っていたのも完全になくなっていました。あまりにスッキリなので、不安になって何度も確認しましたが・・・全て完全に解消できていました!

対策に要した期間は、約二ヶ月ほどかかりました、じつは3コアのコモンモードチョークを挿入し、アースを見直した後でも完全に解消できず、途中あきらめかけました・・・今思うと自作アンテナW3DZZに取り付けた自作バランが適切な仕様(十数年前なので資料が無い)ではなかったかもしれません。

とりあえず精神的には、すっきりした。それでも、フルパワーはやめ概ね50W程度で様子をみながら運用を再開することにしました。

 

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■ ■ ■ 200W QRO ■ ■ ■

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最もリーズナブルに200WQRO(局免取得)を行うには

 調べたところ、昔のYAESUリニアアンプFL2100B or 2100Zを入手(勿論中古)、終段管の減圧改造と出力試験レポートによりTSS保証認定(小生でも無事取得できるか?)を受ける方法をもくろむことにした。(暖房器相当を増設するつもりで・・・Hi)

早速、先人OMのウエブサイト複数を出来るかぎり多くサーチし、参考にさせて頂きました。(感謝)

FL2100B.jpg

現在、200W出力トランシバーは各メーカーとも、一部の高級機種に限られ、かなり高価で、中古品でも6万円代~です。一方FL2100シリーズリニアアンプは中古で2.5万円~4万円で入手出来そうです。終段管(572Bは、現在1万円~)がそこそこ使える物を手に入れるのがポイント、外観良くてもボケタマはNGです。よって中古価格の概ね60%は572Bx2の価格と考え探すことにします。


●FL2100Bの仕様は、小生が調べたところ、どうも3世代くらいあるらしい・・・・?

初期と思われるもの(下写真左)、束線がひも・電源ケーブルしばり固定等

中期と思われるもの(下写真中央)、束線がインシュロックタイ・電源ケーブル固定具使用等

後期と思われるもの(下写真右)、リレー搭載基板が一つ増る等

FL2100B変遷.jpg

いずれも、減力改造箇所(関連サイトによる)は変わらないと思われます。小生がようやく入手(思い立ってから3ヶ月)できたのは中期と思われる物でした。なおFL-2100Z(初期品除く)を探せばWARCバンド対応となりますが、出てるものが「B」に比べると少なく、それなりの高価格相場となるようです。

ファイナルがそこそこ使えるか、チョークコイル損傷(焦げ)・抵抗焦げ・高圧コンデサー割れ欠損・バント切替SW接点溶着などが無いかなど注意して入手しました。なお数年先は高調波規制が厳しくなるようで、そのままでは(古い送信設備)、先々の局免更新は難しくなる模様・・・。

●改造とエキサイター接続

 まずは、感電したくない(昔、ハムが感電で死亡した新聞記事を思い出す)のでFL-2100Bの取扱説明書に目を通し、コンデンサーの強制放電方法も一応調べておく。

無事にトランスのタップ接続の変更を行い、記録写真を撮っておく。(詳細は他のサイトをごらん下さい)電源投入後、しばらく観察しているとプレート電圧は、1,100V位からジワジワ上がって1,200V(商用電源はAC100V使用)を示した。(下写真)

陽極電圧変更.jpg

次にエキサイターになるTS-830Sの裏にあるリモート端子(7pin-DIN)に関して説明書を読む、必要な保護回路は、途中に中継BOXを設けて作りこむことにしました。ALC入力の150μHチョークコイルの手持ちが無い(後日購入し取付済み)のでFB101のフェライトビーズを入れてみました、またFL-2100BとのリレーコモンにもFB101を入れてみました。中継BOXのリニア側・エキサイター側共一応パッチンコアを入れておきます。(下写真) なお小生が入手したFL-2100Bは、エキサイター接続端子ネジが、RCJ端子に変更されていました。

FL-2100B接続BOX.jpg

●FL-2100Bのアースと商用電源ライン処理

 とりあえず、出力電力試験データを取るため、アースとして赤色IV線(2Φ)を使いフライバックトランスコアでコモンモードチョークコイル(W1JR巻き)を作る。電源ラインは、中型パッチンコア3ケを挿入してみた。(下写真)

アースと電源ライン.jpg

その後(200W局免取得後に追加した記事です)、オンエアーテストする中で、電源ラインを見直しました。単独で商用電源コンセントから取っていたのをやめて、中型パッチンコア3個を立に重ねて巻けるだけ巻き、自作ラインフィルターの後にこれを取り付け(下写真)そこから電源を取る様、変更しました。 

商用電源コモンモードチョークコア2.jpg

結果、そばにあるPCスピーカー(写真PCデイスプレイ横)からハムが出ていましたが、その大きさ(あえてVR全開で確認)が体感的に1/3くらいに軽減しました、通常のVR位置ではスピーカーに耳を近づけないと分からない程度まで改善、SSBで確認すると僅かに回り込み音が出ているのが分かる・・・

●念のため、TSS(株)へ保証認定について問い合わせを行う。

 小生が想定している方法(だいぶ前になるが、100W局落成検査を受けた際の資料を引っ張り出して参考とした、100Wが保証認定下りない時代の話 Hi)にてTSSへ確認を行った、その手順で保証認定は下りる旨でした。申請準備を進めることに・・・

200Wが突っ込めるダミーロードも、測定できる高周波電力計もない!そこで300W迄のMFJ-260C(新品)と、WELZ SP-250(メーターが大きく表示スケールが細かい物 20,200,2KWレンジ 中古)を手に入れた。

●改造後の高周波電力出力試験を行う(TSSへ提出するため)

 電力測定は、2KWレンジにすると測定しやすい。300Wダミーは、手早く測定しても3バンドくらいやるとかなりアチチ状態になる、格納容器が手で握れるまでが限界だろうと考え、途中休みながら試験測定を進めることにした。プレート電圧や電流は、FL-2100Bのメーター値を記録してゆく、全バンドとも適切なエキサイター出力で200W出力が確保できることが確認できた、572Bは十分に使える物が入っていたと思っています。

減力改造出力試験.jpgFL-2100Bからの気になる音、電源投入中ハムらしき音が聞こえる(ブ~~~ン ファンの音、それともトランスから?)この音が音声信号にも入とイヤだな・・・

●TSSへ保証認定申請願いを行う。(上手く下りること願って・・・)

 同サイトから、無線局変更に関する全ての書類をダウンロードし、PCにて入力する。費用3,000円を銀行振り込みしその伝票をTSSへの保証認定願いに貼り付け、変更に関する全ての書類と資料を郵送する。局免返送用封筒に切手を貼って忘れず同封。

●保証認定が下りる迄、一応気がかりな部分の対策を進める

その1:有り合わせの材料1.5D2V同軸で作ったコモンモードチョークコイルの耐電力対策、 2.5D2V同軸(テフロンは高価なのでノーマル品)を購入し再度巻きなおした。(TVIの再確認、効果有り)ダミーを繋いで耐電力テスト200W突っ込む、とりあえず問題なし。蓋が同軸でツパッテ素直に閉まらないので二箇所束線バンドで締めておく(だいじょぶかな~)。

自作コモンモードチョークⅡ.jpgその2:ブラウン管テレビの電子ビーム変更コイルのコアに巻いたコモンモードチョークコイルのインピーダンスZをより高くした(つもり!?)、寸足らずの5D2V同軸ケーブルを適当に巻いたものをほごし、今度はコアに十分巻ける長さの3D2V同軸ケーブルを購入し、しっかりコアに巻いた。少なくとも5D2Vより多く巻いて有る、7~14MHでZが大きくなればいいな・・・測定器もなくいい加減、結果を観察して判断するのみ。(下写真けっこうデカイコイル)

コモンモードチョークコイルFBT.jpg

ご注意、コア欲しさに安易にブラン管テレビをもらわないで下さい、現在は処分業者さえ見つけるのが難しい状況です、新品のトロイダルコア(FT-240-43)が4個くらい買える処分費を取られる可能性がありますよ!

●200W局免が到着しました!!(2015年12月17日)

 変更申請してから二週間弱で、申請通りの無線局免許状が到着しました。早い! 二十年ぶりくらいの変更申請処理で不備が無いか心配していました。160mとWARCバンドを除いたHF帯が空中線電力200Wになりました。合法的にFL-2100B(減圧改造)が使えるようになった瞬間です。(下写真) 当局では、これが現役の設備(*新スプリアス規格が気になる・・・)

My shack.jpg

FL-2100B(改)のパワーランプがまぶしい! 自作バランが200Wに耐えられるか、ちと心配に・・・

*追記:後日、JARDへ付属装置有り(FL2100B 200W減力改造品)にて申請したところ、無事2016/11/25日付にて、スプリアス確認保証願書が受理(アマチュア局の保証)された旨、通知が届きました。これで装置の維持及び局免を失効させなければ、今後も継続使用可能と思っています。

●アンテナを接続して送信テスト(影響が出やすい7MHz帯でCWとSSBで実施)

 家のデジタルテレビ2台は、地デジ・BS・VTR再生とも影響なし、ブラン管のアナログにDAコンバータをつけたテレビでは(我が家では未だに小生が使っている)よーく観察すると僅か画面の明るさが変化する程度(厳しいXYLがチェック)、意識して見てないと見逃すレベル、次に電話(アナログ回線)で時報を聞きながら同様のテストを実施、音声が普通に聞こえることを確認した。我が家は、テレビアンテナとHFアンテナの距離はわずか1.5メートルくらいしか離れていない最悪な環境。(Sateliteのアンテナ写真参照) ステレオCD再生・FMラジオ(自作ANT付き)も確認、不思議なくらい影響はないのですが・・・。

●新たなインターフェアー発生

①電動ベットからカチカチ音が聞こえる(7MHz帯のみ発生)ベットの異常な動きはない、カールコード付き操作盤をベットから抜く(7P-DIN)と発生しない(ベットは同じ部屋に2台あって、それぞれ異なる電源コンセントを使用している)

電動ベットコントローラ.jpg

②シャックのPCスピーカーに回り込む(上写真の黒いやつ、SP用独立電源方式)CWではハム音、SSBでは音声となって入る、但しPCの電源を入れるとほとんど分からないレベルまで低減する。

③連続送信(CW)で約4秒を過ぎたあたりからADSLモデム(リニアと同じ棚に設置中)のインターネットリンクが落ちる(170Wを超えたあたりで発生)。・・・ 詳細を観察し対策を進行中です。

予想はしていたもののQRO運用の難しさを痛感、住宅地でKW運用されているOMさんには頭の下がる思いです。

<対策①>

その1)まずは、高周波発生元のエキサイター及びリニアアンプの商用電源ラインへTDKノイズフィルター(RSHN-2020, コモンモード0.2~30MHzで25dB減衰)を追加挿入した。結果⇒まったく改善されず、②の回り込み音が気持ち小さく感じた程度。

ノイズフィルタRSHNー2020.jpg

その2)カールコード付き操作盤の接続側へ自作コモンモードチョークコイル(FT140-43x2 W1JR巻き 8芯ケーブルに7P-DIN コネ付)を挿入。結果⇒1台めのベットは完全に効いた、フルパワー200W(CW,SSB共)でまったく発生せず。

コントローラケーブル用コモンモードチョークCoil.jpg2台めのベットは、カールコード付き操作盤に関係なく、同コードを外してもリレーのカチカチ音が聞こえることが判明、そこで電源コンセント側へ自作コモンモードチョークコイル(FT140-43x2)を挿入。結果⇒2台めのベットも完全に効いた、フルパワー200W(CW,SSB共)でまったく発生せず。

商用ACラインコモンモードチョークCoil.jpg*改めてフェライト・トロイダル・コア(安くない)の威力を知る、適切な挿入箇所を絞り込むのがポイントか?

<対策②>

SP電源ケーブルをフェライトコアに巻き、オーデイオラインは、パッチンコア3個各4回巻きしたが、若干音が小さくなる程度。再度調査すべくPCに接続されているすべてのケーブルを対象に順次抜いてゆき、すべて(SPは接続)のケーブル(本体電源含む)を抜いても変わらずハムM音が入る(キャリア送信)、それではと、SPケーブル以外なにも接続されていないPCからSPケーブルを抜く(SP電源の100Vは接続)とハム音はまったく出なくなる、試しに小生がSPケーブルのピンを持って送信すると見事にハム音が出る、離すと出ない???。

諦めて、SP本体(アンプ)に手を入れることにしました。

PC_SP回り込み対策.jpg分解すると、オーデイオアンプIC2822が入っていました、ネットから仕様を調べ1000PFのコンデンサーを回路に追加しました。(Web上の対策事例を参考に) ピン6,5間とピン7,8間へ半田付

結果⇒SPの付属ボリュームMAXにして28MHzで微かにハム音が入る程度、通常のボリューム位置では、全バンド(3.5,7,14,18,21,24,28MHz)まったく入らない状態に改善できました。これで一時中断していたSDRの遊びを進めることができます。

しかしならがSP内部に手を入れて解決する方法は第三者様にはムリかと・・・外部から同様のクレームが無いことを祈るのみです。 2017/04/05 対策やっと完了

 

<対策③>

その1)電話回線には、内線を含みまったく障害がないため、LANケーブルを疑い、HUBに接続されているケーブルを一本づつ抜いて確認しましたが現象に変化は観られませんでした。そこでWAN用LANケーブルにフェライトトロイダルコア(FT140-43)を入れ数回巻いてみましたRJ45コネクターが邪魔(カシメ器は持っていません)で多くの回数を巻くことが出来ません、傾向をつかむために行いました。結果⇒まったく効果がある傾向が出ません!

その2)ADSLモデムとルータの商用電源ラインに自作コモンモードチョークコイルを挿入した。結果⇒まったく効果なし!

その3)もしやと思い、スプリッター以降の電話用屋内配線(2Fのシャックから1Fの固定電話迄の配線)長さ的に7MHzが載りそうな・・・このラインをスプリッターから抜いたとたん、リンク切れ現象はピタリと出なくなりました。 コレダ! やっと見つけたよ! たしかにこのラインは対策に手を抜いていました、手持ちの分割コアに数回巻いただけの状態(100Wではこの程度の減衰量でOKだったと思われる)、早速対策を施す、元々入っていたリング状の分割コアの巻き方をW1JR巻きに巻きなおし、手持ちの棒状コアも出動させる、さらにパッチンコア(クランプコア)は、徐々に数を増やして挿入(3個で、リンク切れは無くなったが、念のため4個とする)。結果⇒完全にリンク切れは無くなった。 FT140-43も有るが、緊急用とすべく使いたくなかった、無銭家はつらいのだ・・・)

屋内TEL配線様子.jpg写真右側の右端に見える白い物体がADSL-MODEM 手前下の小さい白いBOXがスプリッターここから出ている屋内電話用配線(2F~1F間)に高周波ノイズが載りこれが原因で外部電話回線側のインターネットリンクが切れた。ちなみに対策完了後のリンクスピードは、局舎迄の距離約3Km弱で約3.4Mbps/0.6Mbps(DWN/UP)で、QRO前と概ね同じくらい。

その後、2017年春、3.5MHzの短縮アンテナを自作しQRVすると再びリンク切れが発生他のWebサイトを参考にして対策の見直しを進めた、上記電話接続LINEのコア類を全て取り外し、トロイダルコアにキャンセル巻を施したコイル一個のみ、モデムのADSLソケット側に挿入した。結果⇒リンク切れは無くなりましたが・・・ADSLリンクスピードが約0.8~0.9Mbps(下り)も落ちてしまった。ADSLの周波数は1MHz帯と聞いていたので、おそらくその周波数帯域まで効いてしまっているようだ、要は3.5MHz以上を阻止してくれればいいのですが・・・そこで、以前の方法、クランプコアを地道に一個づつ追加しながら、ギリギリの境界を探ることにしました。結果⇒5個でオーライ!そしてリンクスピートは約3.1Mbps(下り)程度となりました。(3Mbpsは欲しいところ、局舎からの距離約3km弱を考えると良い方かと・・・もっともネットワークが込みだす午後から夜は2.8Mbpsまで落ちてしまいます、ベストエフォートの格安故)

その4)2017年の春、格安の中華製SWRアナライザーを入手、念願の3.5MHz短縮アンテナ(1/2λの62%短縮)を自作、狭い敷地ながらも同バンドへデビュー(QRV)することが出来ました。新なバンドであり且つ比較的RFI問題の出やすい周波数帯と聞いており、しばらくぶりに調査したところ、やはり出現しました! テレフォンI(子機でダイヤルトーンを聞きながら送信テスト)です。一階の固定電話(子機付)から大きな音のハム音(ブ~ン)・マイクを叩くとトントン音がしっかり入っています。(3.5MHzと7MHzで・・・)

対処1:一階電話機直下の電話LINEへトロイダルコア(FT140-43)のW1JR巻x1個・電源LINE(DC6.5V)へクランプコア3回巻x3個 挿入。結果:やや小さくなった程度。

対処2:一階電話機直下の電話LINEへ手持ちの仕様不明コア(約16Φ)にエナメル線(約0.8Φ)を巻けるだけキャンセル巻して挿入、はじめは一個 ⇒ あまり変わらない、二個目⇒ 3.5MHzで明らかに音が小さくなった、三個目⇒また小さくなった、四個目⇒とても小さくなった、止めとばかりに五個目のトロイダルコア(FT114-43)に0.4Φの電線で巻けるだけのキャンセル巻を挿入⇒結果:3.5MHz(100W送信)では、完全に消滅し澄んだダイヤルトーン(ポ~音)が聞こえるのみ。しか~し7MHzでは逆に音が大きく(ひどく)なってしまった???

対処3:大進無線さんのサイトを参考に電話用チョークコイルを自作し挿入。(対処2のコイルはすべて撤去) 結果:7MHzは、極端に音が小さくなるもまだ聞こえる、3.5Mzは若干小さい感じはするがしっかり聞こえる。

対処4:対処3のチョークコイルの先頭へ対処2で作成したトロイダルコア(FT114-43)に0.4Φの電線で巻けるだけのキャンセル巻を挿入してテスト。結果⇒3.5MHzは完全に解消、7MHzは対処3の物より大きな音になって聞こえる。

●7MHz帯がどうにもならない、まるで効き目が無い感じ!シャックに戻って途方に暮れる、もう三週間あまりこんな事をやっている・・・、当初テレフォンI(ADSLリンク切れ除く)は、7MHzでも出てなかったよな~、それから変わったことは・・・二階にFAX電話機を自動切換器を挿入して追加したな、そう、この切替器のこのラインを抜いてみよう! そしたら

●回り込み現象が、まったく出ない! 原因はここにいたのね~~ (^^♪

対処5:対処1ではほとんど効果が出なかったトロイダルコア(FT140-43)のW1JR巻x1個を一階の電話機から取り外し(トロイダルコアは高価で無駄使い出来ない hi)、電話自動切換器側の二階増設電話LINEに挿入(注:FAX電話器直下ではない)し再び電話自動切換器に接続してみた。

テレフォンI対策.jpg結果:完全解決しました!。3.5MHz,7MHz共まったく回り込みは有りません、二台ある固定電話機側には何も余分な物(コア・フィルタ類)は付いていません。フルパワー200W送信して、聞こえるのはあのダイヤルトーン音(ポ~)のみになりました。

RFI対策コア類は、適切な挿入ポイントが重要か、しかしこの適切なポイント(位置)がなかなか解らない小生でありました・・

 

 

●10MHzのアンテナを設置しQRVしたところ、地デジTVに不具合が発生した!

その対策を行った記録を下記にまとめました。

2018/05/11

★地デジTV受信(受像)環境

二台のTVアンテナ.jpg 二つのTVアンテナのうち写真左端のアンテナに接続されたTVに障害が発生しました。このアンテナはHFアンテナからごく近い位置にあり、配線を調べると分配器が複数使用(2重)されており同軸ケーブルは2階シャックの近くを横切って一階の分配器まで配線されているようです。まず二階のシャックに近い隣の部屋にアナログブラン管TV+地デジチューナ方式が有り、さらに2段目の分配後は一階に配線され、地デジ専用の液晶TVへと接続されています。

また別の場所にもTVアンテナ(写真の右端)が設置してあり、こちらはHFアンテナから比較的離れた場所に位置し、分配器は一つのみで二階シャックからも離れた配線になっています、これに接続されてる一階のデジタル液晶TVには、全く障害は発生していません。(BSも障害無し)

なお地デジTVの中継所が、いずれのTVアンテナからもそのビーム方向を見ると肉眼で直視できるほど受信障害物は有りません、ただごく稀にアマチュア無線停波中(未運用)であっても「地デジ電波が受信できない旨のメッセージ」がTV(どのテレビでも)に現れることがあります・・・原因不明です・・・

 

★障害を起こす高周波電流をなんとか見れないか!

 よく言われるコモンモード電流、ありとあらゆるケーブルに発生してしまうと本で読んだことがあり、とにかくケーブルにはコアを挿入せよみたいな記事です・・・そうは言ってもコアは安くないし挿入すると重くて邪魔になる、そんなことを思いながらRFI対策のヒントを得るため大進無線さんのサイトを閲覧していたところ、ケーブルに発生する高周波電流を見る簡易的な回路(No17)が紹介されていたので、ジャンク箱から部品を調達し早速作ってみました(空中配線した後、100均のエポキシ系接着剤でコアケース表面に固着) また、古いアナログテスターしか持っていなかったので、ネット通販の格安デジタルマルチメータも購入(なんと送料無料で約500円也)しました。

<完成したRF電流検出部とPCキーボードケーブル測定中の写真>

RFプローブと動作テスト.jpg

早速測定! 10MHz(概ね90W)を送信した状態でシャック内にあるPC(wsjt-x端末)のキーボードケーブルを測定してみました、やはり少し流れて(0.4mA程度)いることが読み取れました。(PCにはデイスプレイ画面含め全く影響はでてない模様) 送信しなければ0.00の値となります、ほんとに乗ってるんですね!! リアルに実感!!

 

★実際にIの発生しているTV(2Fシャック隣ブラン管アナログ仕様)に接続されているケーブル類を測定してみる

測定環境:送信周波数10MHz帯,出力約90W,測定コア挿入位置=地デジチューナ直下

<受像障害画面とRF電流測定 黒文字 (WX:雨) 赤文字(WX:晴れ)>

TVI_RF電流測定中1.jpg・TV同軸=18.7(10.10)mA

・電源側=4.2(2.06)mA

・ビデオ出力3本=18.2(9.42)mA

 

 

TV画像はまったく見えず、音声もザーとした音のみ(多分DA変換出来ない状態と思われる)

 

★TV用コモンモードチョークCoilの製作

TV用コモンモードチョークCoil2種.jpg トロイダルコアも安くないので、とりあえずFT114-#46 1個使用品とFT114-#46+#77+#46の3個連結品の二種類(1.5C2V W1JR巻き)を作成してみました。(参考HPは、大進無線さん及び一般OM諸氏 複数の関連HP)

 

 

 

★作成したTV用コモンモードチョークCoilを挿入した結果

測定環境:送信周波数10MHz帯,出力約90W,測定コア挿入位置=地デジチューナ直下

初めにFT114-#46 1個を地デジチューナ直下のTV-ANT同軸側に挿入してみると、映像は見えるよういになったがまだ濃い横縞模様が残った、そこでFT114-#46+#77+#46の3個連結品と交換、ほとんど障害なく見える状態、音声も問題ない(単色地表現の際、間隔の非常に狭い薄い縞を感じる程度)まで改善した。

<RFチョークCoil挿入後の受像画面とRF電流測定 黒文字(WX:雨) 赤文字(WX:晴れ) >

対策後TV画面_RF電流測定中1.jpg・TV同軸=1.18(0.06)mA

・電源側=1.03(0.88)mA

・ビデオ出力3本=0.86(0.58)mA

 

 

障害解決と同時に、確かにRF電流値が減少しているのが、数値で確認できました! なお、2段分配後の一階地デジ専用液晶TVは、FT114-#46 1個タイプをVTRチュナー直下のTV-ANT同軸に挿入し、商用電源側にもFT140-#43x2個連結タイプを挿入し解決(完全クリアーな状態)した。

今回、RF電流測定(記録)しておくことで、天候によってその値が随分上下することも分かりました。実際にTV受像画面をよく観ると晴れの日は若干鮮明に感じました。(二階のブラン管TVの話)

 

★RFIは永遠に付きまとうもの?

 念のため、今回作成したTV用コモンモードチョークCoilを取りあえず1セット分もしもの為に常時保管(加工前単品含む)しておくことにしました。

つい、kw運用局の技術力と環境整備資金力を大変羨ましく思ったりする、中途半端なパワーで苦労を強いられている無銭家(小生)でありました・・・

いっそ CW,JT65,FT9で常時QRPP運用の方向も有りか・・・

RFIとの闘いはまだ続くか?・・・

気まぐれでくのぼう

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■■■ TS-440Sをパソコン制御(JT65-HFも!) ■■■

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TS-440S.jpg先日、中古のTS-440Sを入手しました。ひと昔前の無線機ですが・・・唯一所持(HF帯)していたTS-830Sよりは、QRHの不安から解放されそうです。(TS-830Sは、30分くらいかけて600Hzくらいジワ~と下がってしまいます← 対策してみました 2017/06/09) 

想定していた中古の不具合が早速発生

しばらく、ながら受信で楽しんでいましたが・・・3ヶ月を過ぎたあたりからやっぱりおかしくなりました。

①電源ON後、ジャリジャリとSPから一分くらい出たあと、通常の受信に戻る現象が発生、AFボリュームを回してもガリはほとんど感じません。

AFボリュームを回さず軸をX・Y・Z方向に振ってみると、Z方向でジャリジャリ音に変化が・・・?、一応AFボリュームユニットを取り出して接続コネクターを含め、はんだ吸取器で、取っては再半田を繰り返し一通り終わったところで組み立てチェック、治ったような感じでしたが・・・結局数週間後、再び同じ現象が発生、つまみのZ方向に押したり引いたりするとやがて治まる。ボリュームの後ろに回転軸と接触している銅板のような物が露出している、この部分にCRCエレクトロニッククリーナーを噴射して洗浄するも、改善は見られず、どうやらボリューム内部で不具合が発生か・・・後日やる気と空き時間が一致したらボリューム本体を分解か!

後日、気お取り直して、取り出したボリュームを眺めた・・・抵抗帯?と端子をカシメている部分に着目、リベット回りをCRCエレクトロニッククリーナーで洗浄・乾燥したあとCRCコンタクトスプレーをひと拭き、これで取り付けしたところジャリジャリ音はまったく発生しなくなりました。(NGだったらリベット再カシメか?)

②Sendボタンを押し込むと、リレーがカチカチ、なかなか送信状態に切り替わらない、そのうちまったくリレーが動作しなくなった?、受信状態のままに・・・

回路図から追いかけるも、良く分からない、リレー基板に接続されている配線コネクターを抜き差しCRCエレクトロニッククリーナーをひと拭きするも変化なし・・・そのうちネット検索で機種は異なるものの、VOX回りが関係してる記述を見つけた、記事を読むとなるほど(VOXを使わないときは、スルー接続のハズ、その時の切替SWが怪しい)、早速VOX機能切替SWをカチカチ数回操作したら、なにもなかったように回復、念のため、SW部分を外し、洗浄しておく。

③Sメータがなんとなく重い、ローバンドのQSOでKW-OM局へ返すレポートが周りと比べてやけに辛い値になってしまう、隣にあるTS-830Sと比べると明らかにS二つくらい振れが悪かった。7MHz帯では、受信されるノイズレベルが低いせいかかえって信号が聞きやすく感じたりする!?

サイトからダウンロードしておいた英文サービスマニュアルを開き、一応調整について眺める、小生の技術力では良く理解できない、また測定器や基準信号発生装置も持ち合わせていない・・・が、ありあわせの物で調整のまね事ごとをやってみる事に。(ちゅうぶる無線機なので、比較的安易に手を入れやすいのだ!!)

記載されている調整に必要な周波数信号出力は、手持ちのFETディップメータと秋月電子の周波数カウンター(キットを組立)を使って代用・セットし、適当に受信出来るアンテナ線をひきまわして準備、ちょうど良いSメータの振れ具合になったところでIFアンプユニットのコイルをマニュアル記載順にSメータが最大となる位置に探って行く、一通り終わって(Sメータ感度調整,本来は較正はしていません)受信してみると、7MHz帯がやけにうるさい、ノイズでSメータが7~9(調整前は、4~6)、時には+20dBなんて振れるようになった。QSOを受信してTS-830Sと比べてみると、同等かそれ以上にSメータが触れるようになっていました。一応、アンテナを外してSメータの振れやAF出力を見てみる、静寂でありSメータは振れない(体感測定器か!?)ノイズ増幅機にはなっていない模様(結構いい加減)、取りあえずこれで様子を見ることに・・・

パソコン接続インターフェースが元々組み込まれている模様

よく調べると機能させるにはイターフェースキットなるICが二つ別途必要な旨、さらに接続ケーブルも(ヤフオクでそこそこの値段)・・・今となっては入手困難、ネットで調べてもなかなか手頃なものが見つからない。Webでしばらく調べたところ、数千円の出費でなんとかなりそうなことが解りました。

●PC接続に必要なすべての部品と価格・入手先(2016/11/29時点)

  1. *uPD8251AFC(NEC) 1,100円 サトー電気
  2. TC4040BP 65円 サトー電気
  3. DINプラグ普通タイプ(13.2φ)6P 80円 サトー電気
  4. TTL-232R-5V(FTDI) USB toTTL Serial Cable(5V)-1.8m 1,950円 秋月電子通商

 *合計3,195円

*注:在庫や価格等、変化しますので、ご参考程度とご理解下さい。uPD8251ACは入手が難(法人相手なら販売するところ有り)しいため、AFC品を購入しました。(Fバージョンは、いくつかの内部機能を備えたビット高速(ns)で、AC品より高価な旨、海外サイト英文自動翻訳調べ)入手できた部品が下の写真。

Cnt_Assy.jpg

●インターフェースケーブルの作成(FTDIのものを加工します)

購入したFTDIケーブルの袋には、同社のURLやsoftware visit No の記載が有ります、DatasheetやドライバーDownloadの際、活用できます。

参考にしたホームページは、「JG1VGX OMのブログ」及び「京都しなぷすのハード製作記(FTDIのUSBシリアル変換器のドライバのインストール法(1)」などです。

①TTL-232R-5V(FTDI)の片方コネクターを6P DINコネクターにつなぎ変えます。仕様は、FTDI社のサイト(URLは梱包袋)から同製品のDatasheetが参考になります。

6P DIN(TS-440側 ACC1)---TTL-232R-5V(USBコネクター側)

      1番-----GND 黒

      2番-----RXD 黄

      3番-----TXD 橙

      4番-----RTS 緑

      5番-----CTS 茶

      6番-----未接続

②同内部EEPROMの書き換えを行います。(KENWOOD仕様に合わせます)まず、FTDI社のサイトからTTL-232R-5V(USBケーブル)のDriver(CDM21224_Setup)をダウンロードします。次にEEPROM書換ソフト(FT_Prog_vxxxx Installer.exe)をダウンロードします。

TTL-232R-5V(USBケーブル)のドライバーは、 PCへ接続するだけで自動インストールされるようですが、小生の場合、WindowsXP,10とも手動インストールしました。このドライバーが機能していないと次のEEPROM書き込みソフト(FT_prog)で、TTL-232R-5Vを検索(虫眼鏡ボタン)出来ません。

EEPROMの書き換え作業(KENWOOD用へ)TTL-232R-5V USBケーブルを、USBソケットに挿した状態で、FT_Prog 起動。
虫眼鏡クリック デバイススキャンで、USBデバイス見つかり表示される。
(1)Device Terr → Hardware Specific → Invert RS232Signal
(2)Value ☑ ←TXD,RXD,RTS#,CTS# →Progam(Ctrl+P)書込実行

完成したTS-440用 6P DIN-USB I/Fケーブル(最下部は取り外したFTDIオリジナルソケット)の写真を下記に示します。(個々に部品を購入して自作するより合理的と判断)

IFケーブル完成.jpg

 

●HDSDR+Omni-RigでTS-440Sをコントロール(OS WindowsXP-sp3)

参考にしたホームページは、「RSP1+HDSDR+トランシーバのCAT連動方法」などです。

同期化設定及び仮想COMポートの接続設定が上手く出来れば、HDSDRのStratボタンをクリックしなくとも、コントロールが可能な状態になりました。

TS-440S側のVFOダイヤル回転停止直後に、同期してHDSDR側の周波数及びモードが再表示され、またHDSDR側の周波数をマウスで変更しますとTS-440S側の周波数が同じように変化します。WindowsXP-PCはパソコンとしてではなく、無線設備の一部として余生を送っています。(RTL-SDRを使った無線受信モニターなど・・・)

TS-440S+DHSDR.jpg 

●JT65-HFを受信してみる (WindowsXP sp3)

同モードの最もポピュラーなソフトウエア「jt65-hf-hb9hqx-edition」は、Omni-Rig.exeとの組合せでCATコントロールに対応しています。また、TS-440は標準装備としてリアパネルにFSK_inとFSK_outのRCJジャックがちゃんと用意されています。つまり特別に接続インターフェースを準備する必要は無いハズです、実際にやってみたところ極めて快適にPCから操作できています(実際の交信は、局免変更届出中につき、今のところ受信のみです・・・)

★TS-440とPCの接続(これだけで、JT65-HFの運用がPCから出来ると思われます)

PCオーデイオとTS-440接続ケーブルを2Set、「 3.5Φピン(PCオーデイオ)<==>RCJピン(TS-440) 」を作るか百均で買ってきます。

送信接続:FSK_in <===> PCオーデイオ SP  受信接続:FSK_out <===> PCオーデイオ MIC

CAT接続:ACC1 <===> PCの USBソケット (本文前項で自作したI/Fケーブル)

★PCのセットアップ(注:CATコントロール部分のみ記載)

①Omni-Rig.exe(無償ソフト)をインストール、下図(Ver1.16)のように設定します。

Omni-Rig側TS-440の設定値.jpg②JT65-HF(hb9hqx)本体プログラムをインストールし日本語化を行っています(jt65-hf-hb9hqx-editionとJapanese editionのVer3.5a使用中)のCAT設定を次のように行いました

基本設定⇒Pause and open基本設定⇒CATダブと進み

JT65-HF側TS-440のCAT設定値.jpg

CAT=OmniRigを指定、OmniRig=Radio:1を指定、VFO=[pmFreqA] 選択、Mode=[pmSSB_U] 選択、運用時にPC側メイン画面でQRG変更の際、TS-440側がデフォルト設定であれば、周波数表示とUSBのモードボタンを押したときに出るU(トトツー)のCW音が同時に出ますので、動作の確認になります。

★これで、JT65-HF(hb9hqx)側から、TS-440(電源が入ってさえいれば)は同期して動作した。

JT65-HFの画面操作のみで、例えば、QRGの変更(小生はマルチバンドANTを使用)や、[送信] or [停止] ボタンによりTS-440がその通り反応(機能)します。逆にTS-440側のVFOを操作すると、JT65-HF側のQRGがその通りに変化してしまいます。(注:ただし、TS-440側のVFO操作反映は、PC側反応まで一息程度のタイムラグが有ります)

JT65-HF初受信記録.jpg

★ネットワーク上からリモート運用が可能と思われます(TS-440側電源コントロール除く)

例えば、VPNやリモート操作系ソフトを導入することで、インターネットさえ接続できれば、スマホで通勤電車内(勤務先机上PCでも,お勧めしませんが・・・Hi!)から音を立てずにDXCCを追っかけることが十分可能かと思われます。

ここまでのコストは、非常にリーズナブルに実現可能(無銭家向き)です。TS-440はひと昔前の機種、中古品で比較的安価に多く出回っています。ただオプションのインターフェース用IC(uPD8251AC)の個別入手が若干難しくなっているように思います・・・

 

★送信パワーのコントロールを行ってみる(この方法が適切なのか?ですが・・・)

今回の接続では、MICゲインでのレベル調整は出来ないため(TS-440のFSK-in接続)、PC側のオーデイオスピーカのスライドボリュームを中央位置とし、JT65-HF(hb9hqx)の出力レベル数値を変えて、パワー計を観察(QRG=14.076MHz)してみました。(送信の際は、ダミーロードにアンテナを接続して実施)

●JT-65-HF送信出力調整画面.jpg=== パワー測定結果 ===(あくまで、小生の環境下での話です)

出力レベル  送信パワー

  2%    2.5W

  3%    7.0W  この位のレベルが運用に適切でしょうか?

  4%    16W

  5%    20W

  6%    45W

実際のレコードが上手くいくのか、今のところ分かりませんが、これを目安に初回運用を進めてみようかと思っています。

 

★eQSLの登録をしてみました

ビューロー入会は小生のような無銭家には厳しく、eQSLを試しに使ってみようと思い立ち・・・サイト先輩方の解説と自動翻訳を手掛かりに、eQSLの登録と有り合わせの写真でQSLカードデザインをやってUPしてみました。小生の古いCPUと同じくピンボケ画像ですが結構立派、それらしい感じの仕上がりでしょうか・・・・

免許確認(AG)手続きも行いました。

随分昔からのeSQLカードが既に届いていてビックリです。

●20170525_登録済オリジナルQSLカード.jpg

JT65-HF(hb9hqx)側自動アップロードの設定:基本設定⇒Pause and open⇒[インターネット] タブにeSQL.ccのアカウント情報を正確に登録します。

eQSL_Logアップ設定他.jpg

アップロードされたかeQSL.cc側の確認:Out Box を開き、Entire_Logbook/OutBox Selctorの右端にLogデータ数が表示されます、その数値をクリックすれば一覧表が確認できます。

★無線局変更届(小生の現行局免内容では届出のみでOKなハズ)を作成し郵送した。

概ね二週間経っても書類不備の返送がないので・・・、念のため関東総合通信局へ電子メールで確認したところ、数日後に返信があり、提出された申請書類は受理されており即運用しても差しさえない旨です。で、後日また新しい免許状が送られてくるらしい?(記載内容に変更はないハズなんですがねえ・・・???です)いずれにせよ、もう何時でも運用できることは確認とれました、さあ JT65にデビューです、還暦すぎても新しいモード運用はワクワクですね (^^♪  バカだよね~こんなことで、いい歳こいた大人が楽しみなんだから!

 

★運用してみました (2017/10/5 追記挿入)

OMの解説サイトやCQ誌などを参考にして操作ミス等しながらも交信することは可能でした、新鮮で興味深くしばらくは時間を見つけては運用を続ていましたが・・・今一つへん、コールするも応答が無かったり、相手のパワーに比べて妙にパワーを入れないと応答が無かったり。

自身の信号をモニターしたいのですが、TS-440Sにはモニター機能がついてない、そこで古いTS-830Sからアンテナを外した状態で受信したところ丁度良い感じでモニターすることができました。やはり、少々汚いオーデイオ出力音が聞こえてきました。

改善策として、①JT65運用時は、マイクロフォンをコネクターから外す(かなり効果有り) ②PCとのアイソレーションを高くする(手持ちの部品からPC_SPとTX間に低周波トランス等挿入) などを行い、小生としてはかなり素直なPCオーデイオ出力音になったと思っています。

結果、体感的にですが、一般に記載されているようなパワーを抑えての交信に近づいたと感じています。

PC2TX接続.jpg左写真、手持ちのジャンク部品から作成、PC側SP出力とTS-440S側FSK入力間に挿入(取りあえず手持ちの低周波トランスST75が一個あったので送信信号側にVRを付けて挿入してみた)、なお出力レベル対送信パワーの関係は、再調整中です。

 

 

 

6大陸中、アフリカ大陸がまだQSO出来ていません!自作8m高のワイヤーアンテナです(受信は、時々見かけるのですが・・・残念、たぶんアンテナ設置方向に問題有り)

 

最後に、この記事を参考にされて上手くいくかどうかは、自己責任でお願いします、小生は一切の責任を持ちませんので、ご承知おき下さい。

また小生は要らなくなった古いWindowsXP(sp3)を使っていますが、この手のソフトを動かすにはCPU及び搭載RAM容量に制限があったり、セキュリティーリスク(小生は無償版avastを活用)が大きかったりしますので、どのWindowsXP機でも動作すると言うものではありません、古いPCの仕様を把握し、ソフトの動作条件を調べておく必要があります。なおWindows10が機能する今風のPCならほとんど問題は発生しないようですが、いくつか穴をあける必要が有るかもしれませんね・・・

以上 2017/05/19

by 気まぐれでくのぼう